大学院生の読書生活 -4ページ目

豚足と鶏肋

今日、部屋で豚足をかじっていた。
何だか、これだけで、尋常じゃない感じですよね。

豚足は、ほとんどがゼラチン質だけど、骨があって中々食べにくい。
それを付属の酢味噌に付けてはかじりの繰り返し。

最初は夢中に食べました。
で、折り返し地点まで来ると、急にむなしくなりました。

何ていうか、一人暮らしに豚足は合いません。
焼肉屋で何人かと明るくかじるのがふさわしい食べ物かもしれません。

それと、三国志に出てきた「鶏肋(けいろく)」の話を思い出します。
これは、文字通り、鶏の骨です。

魏の曹操は、戦場で、食事中に「鶏肋、鶏肋…」と無意識に合言葉をつぶやきました。
鶏肋は、味はあるが身は無いってことを意味してます。
これを、聞いた楊修という武将が、退却を命じました。
ちゃんと曹操の意図を読み取った訳です。
でも、曹操は自分の心境を読み取られた事を愉快に思わず、楊修は斬首されました。

…というお話。
そこまで行き着くにはもう少し話があるけれど、この場ではこんなところで。
興味ある人は、横山光輝三国志が読みやすくていいと思います。

長々と書きましたけど、これが「豚足」でも同じじゃないかと。
そんな訳で、今の自分の立場はまさに「豚足」なのです。




著者: 横山 光輝
タイトル: 三国志 (30)



著者: 吉川 英治
タイトル: 三国志〈1〉

かぐや姫の気分?

日曜日のこの時間帯はちょと気分が重い。
夏休みが終わる前日のような気分。

そう、研究の世界に戻らなければならないのです。
かぐや姫の気持ちもこのような感じなのかな?

勝負する、ネタを作らなけりゃならない。
このネタが無いとどうしようもない。
当然、すぐ浮かぶもんじゃない。

本を読んだり、テレビを見たりしつつも、頭の片隅に研究が同居する。
嫁と姑みたいなもんですね。
同居生活は難しいという事をよく聞きます。

それはともかく、おじさんと話をしなければならない。
これが苦痛なんですね。

研究で何が辛いって人間関係なんですよ。
相互の意思疎通が上手くいかない時って辛いもんです。

芸人も師匠を選ぶ権利があるように、学生にも教官を選ぶ権利がある。
同じ労力でも、いい師匠に指導されるといい結果が得られる可能性が高い。

見知らぬ地を歩くのには、道先案内人が必要なんですよね。
おじさんの場合、一緒に迷ってしまうタイプかもしれないけど。


過去帳

生きてる人と同様に、死んだ人にも住民票がある。
それが、過去帳。
要は、戒名の名簿のこと。

実際に見たことはないけど、そういうものが各寺院にあるらしい。
なかなか、触れる機会は無いけどね。

なぜ、こんな話を書いたかというと、
「過去帳~永遠に生きている名の発見~」って本を読んだからです。

この本の作者は、90歳過ぎの女性で、切田未良さん。
こういう歳になって、本を出すってのはすごいことです。

戒名にもいろいろとあるようで、興味深い内容でした。
東北地方の戒名が中心になってます。
東北の持つ、闇を見る時、こういった本も参考になるかもしれません。
あの岡本太郎さんも、東北が好きだったようですね。

いくら時代が進んだって、まだまだ地方には闇があります。
好む好まないに関わらず、そこに住んでいる人々の思いが凝縮されているんですね。

さて、この本、アマゾンでは品切れのようです。
直接、出版社でもある丸善で買う(在庫があれば)方が早いかも。




著者: 切田 未良
タイトル: 過去帳―永遠に生きている名の発見

二次試験

今日、部屋を出たら雪がうっすらと積もってた。
寒い。寒い。

こんな日に旧国公立(独立行政法人大学)二次試験。
雪で滑ったらシャレにもならない。

昔、縁起をかついで、朝にカツ丼を食べた事があった。
ご利益無し…無念。
何故か、お稲荷さんが効果的だった。

ともかく、
降る雪や受験は遠くなりにけり
今は、こういう状況だけど、受験って辛いもんですね。

入ってしまえば、それまでというか。
入る時の苦労の半分以下で卒業できる。

きっと、大学受験までが勉強するピークかも。
本当は、自発的に勉強しなけりゃいけないんだろうけど。

後から振り返って、思い出になった時、受験を語れる気がする。
当事者なんて先が見えないから語ってる場合じゃないだろうし。
辛いってことだけは間違いない。

受験生の方、頑張ってください。

海!

今回の更新お休みは、海に呼ばれたのも理由の一つでした。
そして、ちゃんと海を見てきました。
写真も自分で撮ってきました。

海に合う曲ってどんなのがいいでしょう?
個人的にはやっぱりサザン。
湘南じゃなくても、合う。

年代を遡れば、加山雄三でしょうか。
海よ~俺の海よ~♪
…なんてのも悪くないですね。

今回、改めて「海はいいよね~」と立松和平風に思った訳です。
海は広いよね。海は語りかけてくれるよね。海はロマンだね。

ホリエ問題

それにしても、ホリエ問題は盛り上がってますね。
他局も楽しそうに報道してるようです。

ちょっと思ったのは、マスコミに客観性は無いってこと。
あの偏った報道(ライブがいいとかフジがいいとかの問題じゃなくて)はいかがなものか?

もう少し、真面目に放送のあり方とかを考えた方がいい。
もしかしたら、別の会社が日テレやテレ朝株を買ってるかもしれない。

さてさて、ホリエの話。
あの人、何を考えているんでしょう?
全て想定内って割には、どうも焦っているように見えるのですが…。

やはり、フジに売り渡して儲けるってのもいいんじゃないでしょうか。
でも、それやっちゃうと、それまでかって印象与えちゃうけど。

どうも、主張に一貫性が無いんですね。
新規球団問題の時と印象がかぶってしまいます。

乗っ取るのも、市場経済ではアリなんでしょうけど。
もし、本気でやりたいんだったら、会社立ち上げればいいのに。
直球勝負しかしないんじゃね…。
そりゃ、打ち返されるって。
対策が毎回、後手後手で、兵力の逐次投入に見える。

…などと色々書きつつも、本当はこれ程楽しい事件は無いと思ってます。
だから、どんどんもめて欲しい。
マスコミも更にあおるように期待してます。

更新再開

ちょいと事情があり、更新休んでました。
今夜からまた更新します。

それにしても、更新無い時の訪問者数って減少するもんですね。
やっぱり、寂しいもんです。

それと、初の読者様ができました。
ありがとうございます。

見てもらえてるとやりがいがあります。
これからも、よろしくお願いします。

これからも、コツコツと更新していきます。


SAUDADE

SAUDADE=郷愁、懐かしさ、人恋しさ。
今日のような冬の雨の日は、不思議とそういう気分になる。

一人、部屋でぼんやりしていると、あれこれと思い出す。
不思議なもので、断片的に思いが浮かんでは消えるようです。

こういう時にサザンを聴く。
サザンにも「SAUDADE~真冬の蜃気楼~」という曲がある。
この曲がすごくいい。
ポルノグラフィティにもそういう曲があったっけ。

こういう曲を聴いていると、また新たな事が浮かんでくる。
たまには、こういう時間を持つ事も必要なのかもしれない。

過去が思い出に変わる。
そういう事の繰り返しで毎日が過ぎていく。

寂しいような、楽しみなような。
複雑な気持ちを抱きつつも時間だけは過ぎていく…。



アーティスト: サザンオールスターズ, 桑田佳祐, 小林武史, トミー・スナイダー, 門倉聡, 稲村オーケストラ
タイトル: バラッド3 ~the album of LOVE~





アーティスト: ポルノグラフィティ, ハルイチ, ak.homma, アキヒト, シラタマ
タイトル: サウダージ

無所属新人

学校での立場は、無縁仏もしくは無所属新人だと思ってた。
ところが、いつのまにか、教官の派閥に取り込まれているようだ。

こっちはそういう意識が無くても、そういう風に見られているらしい。
某君に忠告されて、それもあるような気がしてきた。

周囲との関係で、二名程接点が少ない教官がいる。
でも、その他の人達とは、普通に会話しているつもり。

ある学生の場合、自分の指導教官としか話をしない。
ちょっと視野が狭過ぎはしないだろうか?
その学生は、先生お気に入りらしく、楽しげにしている。
そういう生活もありなんだろうか?

こっちとしては、迎合するのが嫌。
そりゃ、社交辞令ってのは大事だけど、自分を失うような事はしたくない。
でも、そういう態度取ってると、冷たくされるんですよね。

けど、派閥みたいに囲みこまれるよりは、冷たくされてた方がいいのかな…。
だから、常に無所属新人だと思ってます。

悪く言えば日和見。
視野を広げようと思ったら、多くの人と接点を持つ事が重要。
そういう事もあって、日和見と言われてもいいかもしれない。

あと、新人であるという気持ちはもち続けていたい。
物事を今までの経験だけでくくるんじゃつまらない。
常に、新鮮な感覚を持ち続けたい。

雨にも負けず。
おじさんの冷遇にも負けず。
一日に2合の米を食べ。
時には、うなぎの肝を食べる。

そんな人に私はなりたい。

週末

今週は、あまりいい一週間じゃなかった。
心がトゲトゲしてた。

悪い事があれば、いい事もあるはず。
世の中、どちらか一方だけって事はない。
だから、明日はいい日になるかもしれない。

流れの悪い時は、じっと耐えるのも一つの手段。
いつか、風向きもよくなるでしょう。